このお話は数年前にご相談にお出でいただいた方の実際のお話です。
市内のあるコンビニに努めているこの女性に、霊がセクハラをして気持ちが悪いとのことでした。具体的には体のあちこちを頻繁に触っていくとのことです。また、ラップ音などもよく聞こえたり、変な音が時々するとのことでした。この女性は霊感が強く、よく霊のいたずらが判ってしまうようでした。お仕事の場所が比較的近いものでしたので、現地にお伺いしてみました。
霊視してみますと、セクハラをしている霊はもともとそこの土地に住んでいる方であることがわかりました。自分の土地の上に他人が建物を建て、商売をしていることが気に入らないようでした。その土地は事情があり、本人は未練がありながらもやむを得ず手放した土地のようです。
祭壇を飾り霊を慰めるための祈祷を始めますと、突然明かりがパッと消えて室内が真っ暗になってしまいました。霊が、祈祷を嫌って明かりを消してしまったのです。しかし、なぜか神主は祝詞(のりと)をはっきりと読むことができ、朗々と祈祷を続けました。しばらくすると明かりが元に戻り、霊も納得したのか静かになり神さまのもとへ旅立つことができたようです。
◆新築した直後から家の中に霊が出るようになり、除霊をして欲しいとの要請がありました。細身ですらりとした明るい奥様で、もともと霊感があるらしく特別霊をこわがる様子でもなく、坦々と説明してくださいましたが、火事で焼けた土地のお祓いしなかったというのです。さっそく現地で霊査してみますとその家は霊道(霊魂の行き来する道)の上に建っていることがわかりました。しかも当時土地の件で身内ともめごとがあり、新築中に何者かに放火されたというのです。もちろん建て直しましたが、火事で焼けた土地のお祓いはしなかったというのです。
状況がわかりましたので神棚を新たにし守護神をお迎え申し上げると共に浄霊を行いました。霊道に当たる階段や部屋には呪神具「桃比禮」を設置ししばらく様子をみることにいたしました。「桃比禮」には非常に強い浄霊作用がありますが、果たして霊道がその家を迂回したのかどうかは分かりませんが、その後霊魂は一度も現れないとのことでした。
◆「特に夕食時になると廊下の方からこちらの方をじっと見ている三人の幼い子供の視線を感じるんです。別段気持悪いとは感じないのですが、何故か無性に悲しくなり涙が止まらなくなるのです」という相談を、3.11の被災地にいる方から受けました。
いろいろとお伺いをした上で遠隔浄霊祈祷を行い、呪神具桃比禮を送ってあげました。ニ、三日後「指示された所に置いたところその気配も消え、おかげで心も落ち着くようになりました」と、お礼の電話をいただきました。
◆お盆慰霊祭が過ぎてまもなく、おかげさまで子供の幽霊が消えましたと東京からお礼の電話をいただきました。その方は、お盆慰霊祭の前にご相談を受けた方で、四歳の女の子を持ったお母さんです。事の初めはお父さんの電話からでした。幼稚園年少さんの娘さんが最近ままごとをするのに、いつも同じ 子の名を呼んで遊ぶのだそうです。そのうちにスーパーに買い物に行った際、お菓子などを買ってあげると「○○ちゃんのも!」といって手を出すようになったというのです。その子、誰?と聞くと、いつも家の中にいる子だよと答えたそうです。
娘に何かが憑いているのでしょうか?どうしたものでしょうか?といった内容でした。さっそく霊査したところ、その方たちの家が建つ前にあった古い家に憑いている子供の霊でした。またその土地に関わる霊魂も見えるので供養することをお勧めしました。
しかし、どうしても仙台まで来る時間がとれなくて、ということでした。遠隔祈祷でお願いしますということなので、お盆慰霊祭の時にお供物を供え、神様にお祈り申し上げました。その後に御礼のお電話をいただいたのですが、何とも不思議に思い「霊魂は見えないのに、良く居なくなったと分かりましたね?」とお尋ねしました。すると、実は、あれ以来、○○子ちゃんに関する話はタブーにしていたのですが,最近娘がままごとをしなくなったので、ご主人さんがつい「あの子はどうしたの?」と聞いたところ、娘さんは「もういないよ」とのこと、どうして?と聞くと「出て行ったよ」と答えたそうです。
さらに「さよならはいったの?」と聞くと「黙って玄関から出ていったよ」と本人はケロッとしていたということです。それ以来、以前の通りの娘に戻りました、との感謝のお電話でした。
◆震災から五年ほどが過ぎた頃です。婦人警官一年生という方が友人に連れられておいでになりました。ひと月ほど前、大船渡での研修に参加して以来、情緒がとても不安定になり、時に悲しくなって涙が止まらなくなったり、時に激しく怒ったりするそうになってしまうそうです。
お話しによれば、研修の際に泊まったビジネスホテルは、東日本大震災で流された町の跡地に建てられたそうです。研修が終わり、盛岡に帰ってからもどうにも治まらず、檀家のお寺のご住職に相談した
ところ「気のせいだよ。大丈夫。それほど心配なら近くの神社に行って、十円でも賽銭あげて手を合わせればいいよ。」と教えられたそうです。さっそく神社に行って教わった通りにしたのですが、一向に良くなりません。何とか助けてください、ということでした。
もう一度ことの経緯を良き聞き、友達と並んで神前に座っていただきました。ご祈祷を開始し祝詞を奏上し始めますと、やがてその女性は頭を振り髪を乱して「やめろ!やめろ!」と男のような低い声でうなり始めるのです。涙で顔をくしゃくしゃにしながら吠えるように叫ぶのでした。
友達の方は、その光景を見てただただびっくり、眼をまん丸にして固まったままでした。その時、婦人警官の顔に二人の男性の顔が
だぶったのを大巫女は見逃しませんでした。おそらく震災の時に、がれきに挟まれながら、波に飲まれていった方たちなのでしょう。大巫女は、彼女の背中に手を当て、祓いを取りながら体をさすり、呪文を唱え、その霊魂に慰めと悟りと霊界への旅立ちを静かに、時には厳しく言い聞かせました。
ほどなくその方は冷静さを取り戻し、キョトンとしてはおりましたが、我が身から何かが抜けていったのが分かったらしく、清々しい顔に戻ったのでした。そして、神さまに丁寧に御礼を申し上げ、仲良く二人で帰っていきました。
◆霊と同居する部屋(愛知県・女性)
その女性は精神的に心配なところがあり、以前ニ三度見えられた方でした。お陰様で今ではすっかり元気になりましたと明るく笑う顔がとてもチャーミングで、その後、お付き合いをしていた彼と結婚をし、アパートの一室を借りて新婚生活を送っているそうです。しかし、引っ越しをしたその日から、何となく人の気配を感じ、落ち着かないのですがということで、遠方よりはるばる夜行バスでお出でになりました。部屋の中を写したという写真を何枚か持参されていました。
いろいろとお話を伺い、霊査をしてみますと、その部屋にはもう一人住民がいることがわかりました。その部屋は、たまたまこの世の世界とあの世の世界とが一致した部屋だったのです。
特に若いご主人の寝ているベットは、その男が寝ているベットと重なっていました。旦那さんの様子を聞いてみると、やはり結婚以来寝づらい日々が続いており、顔も何となく精彩に欠けだんだん浅黒くなってきているそうです。さっそく遠隔浄霊祈祷を行い、その部屋に結界を張って、あの世とこの世との区別をはっきりとさせました。また特殊禁厭具(まじないもの)である桃比禮を求めてもらい、その男の通り道となっているベット脇の鏡台に置くようにとお伝えしました。
お帰りになってから一週間ほど経ったでしょうか。電話の向こうから「お陰様で、二人ともすっきりしています。」と元気な声が響いてきました。
◆仙台市青葉城の裏手に「竜ノ口渓谷」という深い峡谷があり、八木山橋という高さが70メートル、長さ110メートルの吊り橋が架かっています。仙台市では東日本大震災を契機として、その橋の更なる耐震強度を高める工事を行う為、施工業者を募集しました。しかし、入札には各業者とも極めて消極的で、結局一社だけがほぼ独占的にその工事を落札したということでした。
その八木山橋というのは、昔から自殺の名所として名が知られ、これまで300人ほどの方が亡くなっていると聞きます。実際に幽霊を見たという人も数多く、仙台の名高い霊界スポットだったのです。従って夜間作業などもあり得ることから、現場の作業員等から敬遠されたのではないかと思われます。工事安全祈願祭を依頼され、請負会社と市役所の職員が参列する中、儀式を行うことになりましたが、その場所にはやはり数え切れないほどたくさんの霊が浮遊しておりました。一時の祭儀や祈祷では収まり切れないので、「千枚ぼんでん」という特殊な神呪具をその場に立て、霊魂の依り代としました。橋梁耐震の工事はほぼ2年に及びましたが、不思議なことに、その間の自殺者はゼロで、工事も何の事故もなく、お陰様でしたという御礼と共に、竣工祭のご依頼を頂きました。そして「千枚ぼんでん」はそのままにしておいて下さいという、お願いをも合わせて頂きました。
東京から若い夫婦が相談にこられた。三ヶ月前ほどから夫は腰が、奥さんは膝が痛くて辛いという。また夜も深く眠れず、朝起きて疲れが解消していない、というのです。病院で看てもらっても別に異常は発見されず、湿布薬と痛み止めを渡されたが、一向に治らないと云うのである。また、その頃から何故か神棚の左の榊だけが枯れるようになり、何度取り替えてもすぐに枯れてしまうというのである。
いろいろお話を伺っているうちに、2、3気になる点があったので、詳しくお聞きしたところ、二人の結婚生活をねたんでいるであろう方がおられるというのである。
霊査をしてみると、やはりこの二人には相当に強い女の念が掛けられているようで、神棚の左の榊が枯れるというのも、その念から発する「穢れ(けがれ)」によるからである。
さっそく二人には「念返しの術(仮称)」を受けられるようにお勧めをした。
準備に二日ほどいただき、神事を執行させていただいた。 女の依代(よりしろ)に「特殊な術」を施し、大海原へ流し去るという方法で、奈良時代初期頃から行われてきたと聞いている。
儀式が終わり、二人に立ってみるよう勧めると、夫は腰が、奥さんは膝の痛みが見事に消え失せたのである。
お二人には二度とそうした災いを受けることのないように結界符を持ってもらい帰っていただいた。
後日、おかげさまで体調も快復し、あの日以来神棚の榊も枯れることがなくなりましたとの、うれしい報告の電話がはいりました。
連絡先: あなたの幸せな人生のために 宗教法人 大國之宮(おおくにのみや)
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