水子の慰霊と因縁解決・・・【やむなく摘み取った幼き命の哀れさ】
水子は本来であれば、楽しい人生を生きるはずでしたが、母の胎内でその生命の灯が消えました。名前もなく、姿もなく、母のぬくもりやお乳さえも知らずに、この世を去ったのです。それだけに水子となった悲しみや嘆きは大きく、その念はこの世にいろいろな現象(障り)を起こします。優しい子が急に乱暴になったり、暗く鬱になって家に引き籠もったり、病気がちになったりします。そうしたお子さんには、まず水子の霊が働いていると思って間違いありません。
同じ血を引いた兄弟なのに、この世に生まれた子だけを可愛がる。これでは水子の気持ちが穏やかでないのは当然です。自分にも優しくして欲しいし、愛してもらいたいと思っているのです。こうした水子の念はやがて濁ってくると悪念となって現れ、いろいろな災いが起きてきます。お寺でご飯やお菓子をあげて供養したのに、と思っている方がおられますが、一度の供養だけで果たして水子は満足したでしょうか?
「水子は水子なりに望みがある」のです。水子の声を聞いてあげましょう。その望みを聞き、水子の魂を満たしてあげることです。それが大事なお子さんを守ることになり、また諸々の因縁解決にも結び付くのです。(祖父母の水子だったという例もあります。)災いをもたらすほどの水子は、それだけ強い念の力を持っています。しかし、誠心の供養によって災いを解き、浄化した水子の霊は、悪念が善念へとかわり、今度は強い加護の力、つまり守護霊となって、これからはその子をお守り下さることでしょう。
●秋のみあかり祭・供養料
とき 九月二十三日(土)(秋分の日) 午後一時より斎行
▲水子慰霊料として
◎施主料 ¥5,000円
◎水子慰霊(一柱につき) ¥500円
※水子供養には(人形代一体・提灯一張・灯明一本)をお供えします。
※御霊様の人形代は儀式終了後、川に「精霊流し」いたします。
▲先祖慰霊・御霊慰霊料として
◎施主料 (何柱でも一律 ¥5,000円)
※先祖慰霊。御霊慰霊は御霊さまの柱数に関わらず、施主料のみです。