神法研修会が開催 3名の方が参加
奈良県から20代のご夫婦、愛知県から30代の青年が、9月23日より2泊3日の神法研修会に参加なされました。
まず神前で研修始奉告祭が行われ、いよいよ初日、午前5時からの朝の勤行から始まりました。日拝鎮魂行という天照大御神の光を身に受ける作法などが伝授され、続いて祝詞奉唱行、振魂行等々3時間の朝行を修した後、清掃奉仕そして朝食をいただきました。続いて机上研修が行われ、午前が3時間、午後は3時間づつ3回、一日計12時間の研修が行われました。
今回の学修テーマ「現代の神社神道と古神 道との相違点」
今回の学修テーマは、現代の神社神道と古神
道との相違点を中心として、また実践作法や実生活の中の古神道などについても研修が行われました。2日目の研修では、手加持神法やヌサ加持神法などの実践研修が主に行われ、古神道における「祓いの作法」や「禁厭祈祷」いわゆるまじない祈祷などを修得しました。初めはぎこちなかった手さばきも何度か行う内に次第にスムーズに動くようになり、これからの「人様のための古神道」に大いに役立つことと思います。
何もかもが初めての経験であった参加者の皆さんは、あっという間に過ぎたこの3ヶ日間が非常に名残惜しい様で、あと一週間は学んでいたいとおっしゃられておられました。
最終日には修了奉告祭が行われ、参行者の方々にはそれぞれに神法研修会修了之証「初之段初傳 」が授与されました。
神法研修会 参加者3名の声
日本人本来の精神に近づく
奈良県生駒市27歳 男性
今回の研修を通じて、日本人が本来持っていた精神にとても近づけたと思います。
今の日本で、古神道について学びたくても学べる環境が少な過ぎると思います。
そんな中で、古神道についての歴史やあり方などを学べる大國之宮という存在を、いろいろな方に知って頂きたいですし、訪れて欲しいと強く思います。現在の日本人に、古神道の精神を取り戻して頂けたらもっと幸せになれる人が増えることでしょう。
宗教というよりは生き方として、多くの方に学びに来て頂きたいと私は思います。
次世代に繋いでいきたい
奈良県生駒市27歳 女性
この度古神道の勉強をさせていただくために奈良県から来ました。
今の日本は、めちゃくちゃで「本当の日本人とは」何なのか?について、学校では教えてくれない隠された真実。知りたいこと、知るべきこと、わからないこと、真実の全てを今回の研修で教えていただきました。
〝全て〟と言いましても、私が今知っている全てであり、まだまだ隠された真実、知らないことが山積みです。
神道の勉強は少ししていましたが、「古神道」について、特に明治以前の神道のことは、何も知りませんでした。
普段、私たちがあたり前に話している言葉や作法など、そのほとんどが古神道からきているのです。
本当にまだまだ勉強し足りなく、3ヶ月ほど、このまま 研修を受けたいくらい、楽しくおもしろい研修です。
今回の研修が終わりましても、また機会があれば研修に来させていただきたいです。そして、この内容を私たちの世代や、次世代に繋いでいきたいです。
真の日本を伝えたい
愛知県岡崎市32歳 男性
研修会を体験させて頂いて、まずは神様の存在の有難さ、今まで生かされている中での感謝の気持を感じました。
知っていた事でも、より深い部分の真の部分を学ぶ事で、また新しい自分にも出会えて行くと思いました。
日本人としての礼儀、作法、心身共に清める事、言霊、念じる事の大切さ、人の為にと思う大切さ、改めて教えて頂きました。
まずは自分自身から神 さまと共に心を清めて、今の若い次世代の人たちに、真の日本を伝え広げていければと思いました。
何事も、人の為、地球環境の為、次の世代になっていく子供達の為と、こうした心を忘れずにやっていきたい。