◇目が突然開いたり閉じたりしてしまう。
この度ご紹介する方は、70代の高齢の女性です。かなり前から原因不明の眼病を患い、いろいろな病院を受診しましたが、原因が判らず途方に暮れていました。
この方は目の筋肉が本人の意思に反し、突然閉じてしまったり、閉じようとしても開いてしまったりで、日常の生活に大変な不便を感じておられました。料理も目が突然見えなくなってしまうので、危険でご主人様が変わって料理をするようになったそうです。外出も一人では出かけることができなくなり、いつも優しいご主人の袖をつかみながら外出されたようです。
◇世話人さんのご紹介で大國之宮に来られる。
当神社の世話人さんのご紹介でお出でになりましたが、文字通り神様にもすがるお気持ちで来られました。
ご主人様は若いときから、神様のお話などを良く聞く機会があり、この世には人知を超えた力が作用することを理解されている方でした。
◇藪の中に庭石が勝手に移動されていた。
ご夫婦のお話をいろいろお伺いしていますと、ご自宅にいろいろな問題があることが判ってきました。ご自宅はしばらく前に中古住宅を購入されたようです。
ご自宅を透視してみますとご自宅の裏庭の林の中に、以前住んでいた方が祭っていた庭石が放置されているのが見えました。
そのことをお話しますと、裏庭の竹やぶの中には入ったことがなく、ご主人様はその中に庭石があることもご存じなかったようです。
本来、その庭石は南側の玄関前にきちんと置かれ神様も祭っていたようですが、何らかの理由で裏庭に移動されたようです。
◇庭石をもとの場所に戻す。
なるべく早い時期に、玄関前の以前置いてあった場所に移動することをお勧めしました。同時に、お屋敷の大祓いをすることもお勧めしました。その方は帰られてから次の日曜日に早速裏庭の竹やぶに入り、釜で雑草を刈り取ってみましたところ、やはり藪の中に立派な庭石が置かれているのを見つけられ、すぐにお電話を下さりました。
本当に藪の中に立派な庭石があったのでとても驚かれたご様子でした。
その方は早速、庭師さんを呼び玄関前に庭石を移動されたようです。
その庭石は真ん中に直径10センチくらいの穴があけられており、その中に神様を祭っていたようです。その神様が裏庭に置かれてしまっていたのでいろいろな障りとなって表れたようです。
◇ご自宅にお伺いし大祓いを行う。
その後ご自宅にお伺いする予定を組み、お宅にお伺いし懇ろに庭石の神様にお詫びをしお祓いするとともに、お屋敷全体のおお祓いも執り行いました。
また、太いケヤキの木も伐採した跡がありましたので、木の霊もていねいにお祓いを行い、災いが起きないように致しました。ケヤキは唯一神様が宿る木であり何もせずに伐採することはあってはならないことです。
その後、庭石には白縄をまき幣を飾って神様がおられる姿に整えました。
◇毎日欠かさず庭石に手を合わす。
このご夫婦は信心深い方で毎朝庭石の神様に向かい丁寧に手を合わせていたようです。その後しばらくしてご様子をお伺いしておりましたが、家の中や庭の空気が良くなり、家庭内が落ち着いて、穏やかな雰囲気になってきたとのことでした。
奥さまの目の調子はすぐには改善されませんでしたが、体調はとても良くなられたとのことでした。
◇大國之宮神社にも度々お詣りにお出でになる。
難病のことでしたのですぐに結果が出ることは難しいと思われましたが、根気よくお詣りすることをおすすめいたしました。
その後、その方は当神社にもいろいろな催しごとにお出でになり、大物生大神様(おおものうむのおおがみさま)にていねいに奥さまの病気のことをお願いしておりました。
◇1年を過ぎたころから劇的に良くなる。
初めてお出でになってから約1年程経過したころでしょうか、ご主人様からお電話を頂き医者がほとんと治る見込みはないと言っていた奥様の目の病気がだんだん良くなり、今はご自分で何でもできるようになってきたとのことでした。ほとんどの身の回りのこともすべて出来るようになり家事もできているとのことでした。
今日も一人で映画を見に行きましたとのことでした。
◇医者も驚くほど劇的に良くなる。
信じられないくらい良くなり、病院の医者もこの病気でここまで良くなった例は、今まで経験したことがないのとのことで、とても驚かれたとのことでした。
たまたまなのか、神様のお力なのか解りませんが、きっとこのご夫婦の日頃のご精進が神様に届き神様からのお力が形となって表れたのではないでしょうか。
本当に不思議なことが 起きるものです。