七月七日(水) 18時より七夕祭が執り行われました。
「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈ったり人々のけがれを祓うということから生まれたようです。
村で選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、清い水辺にある機屋(はたや)にこもって神さまのために心をこめて着物を織りました。
そのときに使われたのが「棚機」(たなばた)」という織り機と言われています。
その後中国より仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。
現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ていると言われています。
神事が一通り終わった後参列者の皆さまと一緒に「たなばたさまのうた」を歌いました。
---ささの葉さらさら のきばにゆれる お星さまきらきら きんぎんすなご---
---ごしきのたんざく わたしがかいた お星さまきらきら そらからみてる---
◇亡き人が現れる。
神事を行っている最中に、最近亡くなられた方やご先祖様が、参列した人に対しいろいろなメッセージを大巫女経由で発せられました。残してきた娘さんが心配で出てきたのでしょう。こまごまとした日常の生活の仕方を話され、言われた当の娘さんはあたかも毎日の生活をお父さんが見守っているように感じたのでしょう。時折、涙しながらも驚かれた様子で聞き入っていました。