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●赤ちゃんの脱腸が治った。

今回のお話は生後2~3ヶ月の赤ちゃんのお話です。2ヶ月過ぎたころからおなかにポコンとでっぱりが出てきているのに気が付いたお母さんが、病院の先生に相談したところ2ヵ所で脱腸が起きているとのことでした。もう少し様子を見ながら3ヶ月ごろまでに治らなければ早めに穴を塞ぐ手術したほうが良いとのお話でした。

お母さんやお父さんはもとより、おばあちゃん、おじいちゃん等家族の人達もまだ生まれたばかりなのに手術なんてとても可哀想とのことでご相談にお見えになりました。

-人形代(ひとかたしろ)を差し上げる。-

確かにまだ生まれたばかりの幼子に手術は可哀想ですので、病根消滅の念をかけた人形代(ひとかたしろ)を10枚差し上げ、毎日赤ちゃんの頭の下に置いて寝かせて朝になったらよく赤ちゃんのおなかを一日1枚ずつ、人形代で拭い10日間続けて頂くようお話しました。

そして、それを3回、計30日間継続するようにお願いしました。

ひと月後、そのお母さんは赤ちゃんを病院に連れていき診察を受けたところ、お医者さんが「あれ、おかしいな? ないなあ」と何度も赤ちゃんのおなかを擦ったとのことでした。 最後には赤ちゃんの体をつついて「ほれ、泣け、泣け、」と何度か言って赤ちゃんを泣かせ、おなかに力を入れさせて脱腸を起こさせようとしましたが、全く異常が無いとのことでした。

医者は何度もカルテを確かめ周りにいた看護師さんにも確認し、確かにあったのにおかしい、おかしいと首をかしげていたとのことでした。脱腸は自然に治ることはあまりなく医者は手術を当然考えていたようですが、不思議なことに脱腸は治ってしまっていました。