今回のお話しは、当神社をいろいろお世話して下さっている方のお話しです。
この方は一代で会社を立ち上げそれなりに成功していらっしゃる会社の社長さんです。奥様のことで当神社にご相談にお出でになり、その後しばしば家庭内の問題や、ご自分の会社の問題などでご祈祷を受けられていました。
当神社に関わっている間に様々な現象を目の当たりにして、否応なしに神様のお力を信じざるを得なくなったようです。
しかし、今までのご自分の人生を振り返り、ご自身の努力で今日まで来ているとの自負も強くお持ちで、神様へのお願い事は最後の最後とのお考えも持っていらしたようです。
当神社にご相談やご祈祷の依頼に訪れるお客様の話などをお聞きになられ、神様のお力を信じたり、また、その程度の問題は自分で解決するべきとのお気持ちにもなった様です。
本当に心の底から神様のことを信じていないこともあり、何となく神社は大切にしなければならないとのお気持ち程度で関わってきている部分もあった様です。
その方がある日、夢の中で開祖様がニコニコしながら出てきたとのことです。夢の中で開祖様が、「おまえはちょっと生意気だな、ホレッ」と胸の所をつつかれたそうです。
途端に「ドン!」という衝撃と同時に心臓が止まったように感じ、息苦しくなりびっくりしてその方は「わかりました、わかりました、開祖様、わかりましたから助けて下さい。」と夢の中で叫んでいたそうです。
それでも息苦しさが治まらないので、その方が会社に祭って毎朝手を合わせている青龍様に「青龍さん、助けて下さい」と叫んだところ会社の青龍さんがすーっと降りてきて息も楽になり、ふと目が覚めたそうです。
夢の中の出来事でしたがあまりにリアルで、夢の中とは思えない位の体験だったようです。それ以降、その方は開祖様を更に尊敬するお気持ちになられたそうです。