毎年6月と12月にお伺いしているお宅に大祓いにお伺いしました。
こちらのお宅は土地柄があまりよくなく、昔の戦場だったようです。いくさに向かう武者が行列で歩いている様子や、首の無いお侍さんが馬に乗って通っていくのが見えたりしました。
その様な荒ぶる霊たちがこの家の奥様や娘さんたちに様々な障りとなって影響を及ぼしていました。
特に奥さまには霊感が強いことから、ことさら影響を受けやすく家事がて手に付かなくなったり、夜中にラップ音が聞こえたり、気持ちが不安定になり家の中で暴言を吐いたり暴力を振るったりするので、家の人達はとてもお困りの様子でした。
毎年、大祓いを行っておりましたが、お伺いするたびに土地の空気が良くなってきており、家の中もかなり清浄化されてきているのが判りました。
今年はそれが顕著に表れ、長年ゴミ屋敷同然だったお部屋がきれいさっぱりと片づけられ、今までゴミが邪魔で畳替えや襖の張替えなどができずにいたのが、今年は畳、襖、障子とすべてが新しくなり、まるで映画のロケに出てくるような素敵なお座敷になっていました。
ご主人も生きている間に、このようなきれいな部屋になることはもうないだろうとあきらめていたご様子でしたが、見事にきれいになったお部屋を見ながら何度も何度も信じられないと喜ばれておいででした。
奥さまのご様子も、当初よりかなり落ち着いてきた
様子で家事も以前よりかなりはかどる様になられたとのことでした。
まだ、片付かない押し入れの中やお部屋があるようですが、いずれ良くなっていくことでしょう。私たちも自分のことのようにうれしい気持ちになりました。