謹啓 大神様のご加護により、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、本年のお盆慰霊祭は、香り立つ花々に囲まれて、厳かに斉行されましたこと、謹んでご報告申し上げます。
二百余の花玉串に飾られた祭壇を前に、お一柱づつ御霊さまの御生前名をご報告申し上げ、幽冥(かくりょ)の大神様に皆さま方の慰霊の誠をお伝え申し上げました。
また、皆さま方から寄せられましたお供え物は、それぞれの御霊さまに懇ろにお供え申し上げました。ご参列の皆さま方と共に心をひとつに、慰霊歌もお供えいたしました。
さぞかしご先祖様や故人や関縁の御霊さま、また幼き水子の御霊さまもお心を和まされ、皆さま方からの真心を納めなされたことと存じます。
「先祖の供養は我が身の供養、我が身の清めは先祖の清め」と申します。あの世とこの世はまさに「合わせ鏡」であり、ご先祖様や御霊さまそして水子の御霊への供養は、いつしか自分自身への守りとして還り戻ってまいります。
今後ともどうぞ関縁の御霊さま、水子の御霊に優しき御心をお手向けなされますようお願い申し上げるところでございます。
ご家族ご一同様のますますの先栄えを心よりご祈念申し上げます。 拝
たくさんのお供え物やおもちゃなどの上に飾られた花串
今年はコロナの影響で少なめの参列者でした。
御霊を降ろして差し上げしばし故人とお話をされました。