◆子供の写真にオレンジの光の筋が写ったり、別な子供の足が一緒に写っていたりと、心配顔のお母さんが訪ねてきました。さっそく霊査してみますとお歳を召した男の霊がついているようでした。でも特に悪さは感じられません。心当たりを尋ねてみると、数年前義父が朝早くバイクで釣りに出かける途中、後ろからトラックに追突されたというのです。
脇見運転らしくブレーキも掛けずにぶつかり激しく飛ばされてほとんど即死状態だったというのです。その話を伺い霊の謎が解けました。写真に写っている霊はやはりご舅さんですが、目的は孫でも嫁さんでもありませんでした。実は、この奥さんの夫は一人息子で、とても親に愛されていたとい うのです。
しかし、義父は一瞬で命を失うことになったので、我が息子に言葉をかける間もありませんでした。それで、今一度会って言葉を交わしたい。そうした思いが強くあり、孫についていれば何時か自分の事を呼んでくれるだろうという思いが念となって写真に写ったのでした。義父の霊より息子への伝言を預かり、お帰り願おうとした時、霊はもう一つメッセージを伝えてきました。
この家庭では、亡くなった舅さんの仏壇にご飯やお供え物をするのはご姑さんでした。嫁さんには決して譲らなかったそうです。仕方なくこの奥さんは毎朝小さなコップで、仏壇の隅に水だけをあげていたのです。義父の霊は、そうした息子の嫁に「いつも美味しい水を有り難うな」と御礼を述べてきたの です。亡くなったご舅さんは私がお水をあげていたことを「知っていたんだ」ということを知った奥さんは感激の念をおさえきれなかったのでしょう。そのことを告げられた奥さんの目にはみるみる涙があふれ出て、ボロボロと膝の上にこぼれ落ちました
◆奥さまと離婚、子供達も離れて一人住まいという方がこられました。自分は個人事業主ですが、何をやってもうまく回りませんと不幸の固まりのようにご自身を紹介なされました。しかし髭をたくわえられたお顔にはどこか品格を感じさせられました。いろいろお話が進みご先祖のご供養をしましょうということになりましたが、ほとんどご先祖のことは分かってはいない様子でした。
今度 お出でになるまで分かる範囲で調べるて来るようにとお願いをしました。後日いろいろなことが分かりましたと電話を受け再びお会いしました。何とこの方のご先祖はある地方の名家の宗家だったのです。
家系図をつくりお一人お一人ご先祖の名を挙げてご供養をさせていただきました。当のご本人も立派な家系に感激されたご様子でした。 その後、春と秋のご供養も欠かさず申し込まれておられました。しばらくして住所移転のお手紙が届きましたが、仕事が順調に運び新天地に移りいま飛躍の喜びを味わっていますと書き添えてありました。
◆訳があって売却した家を思い出にと携帯で撮したところ窓に奇妙な影が映っていました。一体何でしょうか?正直興味半分ですが、友達から紹介を受けましたのでという方がおいでになりました。
巫女が見立てますと、その影は武者侍でその方の前世で、またご先祖でもありました。戸籍や除籍謄本などから 系図を作り先祖を慰霊するようにとアドバイスをしました。しばらく日数をかけ、ある程度の系図ができてから、何度か慰霊にお出でになられました。それからでしょうか。確かに今までのペースとは違う人生を歩み始めているような気持ちになり願っていることが成就していくのを感じています、というご報告をいただいています。
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