感冒・肺炎

【処方及び効能】

「寒の水」を飲用すること。「寒の水」とは大寒の頃の冷たい水

寒の水は1年、2年とって置いても腐ることなく、反対に各々の五体を大きく助ける力をもっているのである。

 

黒豆に生のゴボウを刻んだものと、大根の葉の干したものを刻んで煎じて飲むこと。

また、稲の刈った後の稲株をよく洗い、干したものをそれに加えて煎じて飲めばなおよろしい。

 

稲株の煎じたものは胃潰瘍、子供の消化不良、神経痛などの予防にもその効果がある。風邪・肺炎の予防には卵の殻を塩でよくあらい、粉にして日頃からわずかづつ飲むことによってその効果があらわれる。